全国地ビール品質審査会 最優秀賞受賞

門司港地ビール ヴァイツェンが最優秀賞を受賞

2019年6月13日、全国地ビール醸造者協議会が主催する「JBA 全国地ビール品質審査会2019」において、全国から47社110点の中から当店の「ヴァイツェン」が最も優れたビールとして「最優秀賞」に選ばれました。
今回、この様な素晴らしい賞を受賞できたことは、これまで弊社ビールを支えて頂いた地元の方々の応援あってのことです。これからも、これに満足することなく皆様のご期待に添えるよう、誠心誠意取り組んでいく所存でございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 


門司港地ビールのヴァイツェンとは

当初は失敗も

ヴァイツェンは創業当初は品質が安定せずにとても苦労したビールでした。醸造技術の未熟さ、経験不足により状態が悪いこと度々あり、やむなくタンク内のビールを全て廃棄したこともあります。
そしてヴァイツェンの本場ドイツのミュンヘンまで言って本物を飲みました。
近い・・・けど違う。

知識と経験の積み重ね

何かを変えなければならないと思い、新潟県のビール酵母製造元へ訪問しビール酵母を体系的に学びました。さらに国内のヴァイツェン醸造の第一人者である山梨県の富士桜高原麦酒様にお願いして醸造技術向上の為に研修をさせて頂いたこともあります。
ビール醸造の基礎を学ぶ為に広島県の酒類総合研究所のビール講習を受講、約1カ月間ビール漬けの毎日を送りました。
そして試行錯誤を繰り返しながら少しずつの改善が積み重なり、今日のヴァイツェンがうまれました。

麦芽へのこだわり

原料の麦芽はドイツの老舗メーカーのワイヤマン社のものを使用しています。他のメーカーの麦芽も試しましたが、麦感の強いワイヤマン社が理想の麦芽でした。一般的なヴァイツェンの小麦麦芽比率は50%に対し、当社は60%使用しています。小麦由来のたんぱく質が多い為、より一層芳醇でやさしい口当たりが感じられます。

おいしさのポイント

当社のヴァイツェンの特徴は、ビール酵母による風味と小麦麦芽の豊潤さ、そしてしっかりとしたボディ感のわりに後口の飲みやすさです。

ビール酵母は少し残した状態の方がより複雑さを増し美味しい為、タンク内での熟成を短めにして、早めに瓶詰め、樽詰めを行っています(ビール酵母は沈降するのでタンク内で熟成させると均一性が保てないため)。そのような過程を踏むことでヴァイツェン特有のビール酵母が醸すバナナのような香りがうまれます。
また当社のような少量生産の小規模醸造は需要に対して製造計画を柔軟に調整できる為、常に新鮮で状態の良いヴァイツェンが楽しめます。

ビール酵母はビールの鮮度と同じく時間とともに劣化します、ヴァイツェンにとってビール酵母の風味はとても重要な要素です。
なるべく早めに飲んでいただきたい為、賞味期限をあえて40日と短めに設定しています。

小規模醸造所ならではの美味しいヴァイツェンをどうぞ!


全国地ビール品質審査会とは

全国地ビール醸造者協議会(以下JBA)が開催するビールの品質審査会。独立行政法人 酒類総合研究所の後援の元、一昨年前から開催されています。

審査会の目的

全国各地に広がるクラフトビール(地ビールおよび発泡酒)メーカーの醸造技術の向上
現状の品質を再認識するとともに、審査結果をフィードバックする事で品質改善に繋げる
定期的に実施することで各メーカーの品質安定性の向上
消費者向けの“クオリティ保証”としての権威をもたせる

審査対象

審査の対象は全国のビール及び発泡酒製造メーカー(JBA会員・非会員)
本年度の審査会には全国から47社110点の出品がありました。

審査方法

「成分分析」と「官能評価」の両面から総合的に評価します。
第三回目の本年の審査会においては2月に成分分析、3月に官能評価を行いました。

「成分分析」
普段自社では出来ない細かな項目(PH、酸度、各種有機酸、比重、各種エキス分、アルコール分、発酵度、ガス圧、苦味価、微生物検査)を分析し科学的に評価。

「官能評価」
国税庁・酒類総合研究所・ビール酒造組合(大手ビールメーカー)・日本地ビール協会・醸造担当者(ブルワー)といった専門家の審査員が評価を行う。

審査結果

品質のレベルが優秀なもの(一定の基準以上に達したもの)を「入賞」と認定し、入賞アイテムの中で最も高い評価のものを「最優秀賞」とします。
「最優秀賞」は全審査対象ビールから最高の品質の1品のみです。

JBAとは

全国地ビール醸造者協議会とは1999年(平成11年)3月に、全国各地の小規模醸造所の業界団体として、以下の3点を目的として設立されました。
① 全国各地で美味しいビールをつくる(地ビールの品質向上、技術研鑽)
② 地ビール愛好家を日本各地にたくさんつくる(販売促進、広報・啓蒙活動)
③ 酒類製造業としての税務執行と要望(酒税法に関る税制要望や提言)

時代毎に業界をとりまく環境やニーズが移り変わる中、変わらずに美味しいビールを造り続け、ビールを愛する消費者の皆様とわが国のビール文化発展に貢献するべく活動を続けています。

酒類総合研究所とは

独立行政法人酒類総合研究所は、広島県東広島市にある財務省所管の独立行政法人です。
酒類に関する研究機関で、起源は明治時代に設立された国立醸造試験所です。

ヴァイツェン受賞 記念イベントについて
当店ビールをご愛顧頂いております地元の皆様へのお礼、そしてまだ門司港地ビールを飲んだことがない、という方にも是非この味を知って頂きたく、振る舞いイベントを開催いたした(2019年7月13日)。
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