乾杯!はスチール缶で
門司港ビールの缶がスチール缶に変わります
地元の製造技術による地産地消、「乾杯はスチール缶」文化の継承
「鉄の街」北九州らしい商品として、スチール缶を採用した ビールを販売することになりました。 1901年に北九州市八幡で官営製鐵所が操業開始、我が国の近代化の礎が築かれ、この鉄の街の人々は「乾杯はスチール缶!」という文化を継承してきました。
近年はアルミ缶が主流となり、現在、スチール缶ビールの国内生産が行われていません が、この街に残るスチール缶文化の灯を継承し、スチール缶ビールの醸造元として、再び その灯をともしてまいります。
また、 鉄はリサイクル率が高く環境への負荷が限りなく低い素材です。
サステナブルな社会の実現のため、門司港ビールは今秋よりスチール缶を採用しました。
スチール缶の特長
スチール缶は、空気や水、光を通さない密封性の高さと熱や衝撃に負けない強さを持ち、飲料や食品などの内容物を長期間守ることができる、すぐれた容器です。
鉄でできているスチール缶は、使い終わったあとは磁石にくっつく特徴を生かしてスチール缶だけを選んで集められ、製鉄工場で再び鉄にリサイクルされて、そこからスチール缶をはじめ自動車や家電製品、鉄骨・鉄筋といった建設資材など、鉄製品なら何にでも何度でも生まれ変わることができるので、「リサイクルの優等生」と呼ばれています (スチール缶リサイクル協会より)
スチール缶についてもっと詳しく知る
地球は鉄でできている (一般社団法人 日本鉄鋼連盟)
https://www.jisf.or.jp/business/tech/can/steelcan_eco/
スチール缶リサイクル協会
https://steelcan.jp/
スチール缶FAQ
ビールに鉄の味が混ざるのではないですか?
缶の内側には特殊なコーティングを施しています。通常の保管環境、保管期間内であれば内容物に缶素材が影響することはありません。また、開口部はアルミ材を利用していますので、スチール缶の味がするような事もありません。
錆びたりしませんか?
缶の製造工程において、内面コーティング剤の被覆性は評価され、管理されています。錆の発生には酸素が必要ですが、内面コーティングされていること、また溶存酸素量も少ないことから、内面で錆が発生することはありません。但し、外面については塗装しているものの、過酷な保管環境(高湿度、高温、塩分、等)で長期間保管された場合は、錆が発生する場合があります。
缶が凹んでいましたが大丈夫ですか?
なにかにぶつけたり、落としたりした軽い凹みであれば品質に影響はありません。缶の内側のコーティングに亀裂が生じるほどの大きなへこみが発生した場合は内容物に影響を与えることはあり得ますので、大きな凹み、中身がもれている等の著しい缶の損傷がある場合は飲まないでください。
門司港ビールはこれからも環境に優しく、美味しいビールを皆様にお届けできるよう取り組みを続けて参ります。スチール缶の門司港ビールをこれからもよろしくお願いします